今回は私が長年愛用しているレザーバッグの経年変化をご紹介します。

購入したのは2009年の晩夏。

価格は新品で10万円+税くらいだったと思います。

ブランドはミハラヤスヒロと当時人気のあったJAS-M.BのWネーム。

ミハラヤスヒロは雑誌などの媒体で目にする機会は減ったものの、現在もブランドとしては好調のようです。

対してJas-M.Bは日本国内から完全に撤退しており、ブランドとして継続しているのかも不明(公式Instagramは2018年の投稿を最後に更新されておらず)

 

購入から13年が経過しようとしていますが、2022年現在でも主力のバッグの一つとして愛用しています。

では早速、経年変化を見ていきましょう。

通称DJバッグというネーミング通りレコードが入る大きさがあります。

デイリーユースには少し大きいですが、コンパクトなトートバッグは趣味ではないので、そこが良いんです。

 

素材は牛革。

シボ感・艶感があって革質は素晴らしいです。

購入してから8年程、クリームによるケアは全くしていなかったのですが、数年前から1〜2年に一回程、乾拭きしてからシュプリームクリームやマスタングペーストで保湿をしています。

使用しないとやはりレザーの硬化が進む感じがありますが、保湿をしてから使用すると馴染んできて革が柔らかくなっていく感覚があります。

ライダースにも言えることですが、レザーバッグに関しても適度に使用することが最大のケアとも言えるかもしれません。

 

オリジナルのジップは刻印のされたririジップ(写真下部)ですが、メインコンパートメント部のファスナーはテープ部破損のため、新宿伊勢丹のミハラヤスヒロに依頼してYKKジップ(写真上部)へ修理・変更しています。

ミハラヤスヒロのスタッフさんによると、このバッグに適応する長さのririジップは現在、手に入らないとのことでした。

元々の雰囲気にも近く、スライダーの滑りがririジップよりも良好なのと、スライダーにYKKの刻印がない点でYKKジップも気に入っています。

 

ダブルフェイスでリバーシブル仕様になっており、裏返すとショルダーバッグとしても使用できるという無駄に豪華な仕様でしたが、交換後のYKKジップにリバーシブル機能はなく現在は不可。

 

Jas-m.bは日本国内での展開をメインにしていた?日本企画のインポートブランドに近い位置付けのブランドではありますが、生産は一応イギリス製なのも個人的には気に入っています。

 

革製品のセールストークでよく使われるフレーズとして「一生物」という言葉がありますが、個人的にはこのバッグが機能的な寿命を迎えない限りは間違いなく使い続けると思います。



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