ネットでブラックデニムの色落ちについて調べていると、ブラックデニムは穿き下ろしたばかりの真っ黒の状態が一番良いという意見をよく目にします。

インディゴは色落ちが進むのに従って爽やかなブルーへと変貌しますが、ブラックデニムは地味なダークグレーへと変わるため、色落ちというよりは色褪せと捉えている人が多いのかもしれません。

 

色落ちしたブラックデニムの参考画像

個人的にはブラックデニムの色落ちも好きなので、私が所有しているものも含め、格好良い色落ちをしているブラックデニムの画像を集めてみました。

 

https://matome.naver.jp/odai/2143989240291350101/2143989346491947903

裏原時代には絶大な影響力を誇った藤原ヒロシさん。

全盛期のナンバーナインを彷彿とさせる加工が特徴的なブラックデニムを着用。

激しい加工物でもブラックなら大人が穿いても格好良い。

 

ファクトタム デザイナーの有働幸司さん。おそらくファクトタムのブラックデニムを着用。

ムラ感とメリハリのある色落ちがかなりイケてますね。

これは加工ではなく穿き込んで色落ちさせたものだと思います。ロールアップのアタリも格好良い。

追記:2018年から新設されたAmazon Fashion Week TOKYO×協議会選出部門にて、有働氏がベストジーニスト賞を受賞されました。

https://www.fashionsnap.com/article/2018-10-15/bestjeanist2018/

受賞時に着用しているデニムもブラックデニムですね。

こちらも加工やステッチの具合からファクトタムのデニムかと思われますが、どの型かは不明。

トレンド感を程良く取り入れつつ、有働氏のスタイルを感じるコーディネートが素敵。

デニム×黒靴下×黒革靴というストイックなコーディネートは個人的にも大好きです。

 

http://forzastyle.com/articles/-/51713

最近ハマっているフォルツァのアニキ。

古着のリーバイス501ブラックを着用。

ブラックデニムは新品の真っ黒の状態も悪くないですが、穿き込んで色落ちして表情が出てきてからの方が個人的には好きです。

洗濯回数を増やして、メリハリをつけず全体的に色落ちさせるのもブラックデニムの色落ちの楽しみ方です。

現行リーバイスの501ブラックデニムは基本的にUS企画の物しかないので、日本国内での入手経路は限られています。

US企画の501ブラックデニム。

こちらはレギュラー品で生産国はシーズンによって変わるようです。

1万円以下とリーズナブルな価格も魅力的。

こちらは、今は亡きコーンミルズのホワイトオーク工場で作られた生地を使ったMade in USAのブラックデニム。

先日、上記のリンクにあげている上野のjalanaにてMade in USAの501ブラックを購入しました。

レギュラー品との大きな違いは、レザーパッチと柔らかい生地感。

店員さん曰く、Made in USAの方が少し細いとのことでしたが、シルエットの違いはほとんどありませんでした。

今後、手に入らなくなることを考えればコストパフォーマンスは悪くないと思います。




DSC_8453

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http://www.twelve0492233757.com/staffblog/2015/09/stabilizer-gnz-0-12tight-tapered.

STABILIZER GNZ のブラックデニムは縦糸にチャコールグレーの糸を使っているので、ブラック→少しグレーがかるまでの色落ちは比較的早く進みますが、縦糸が白のブラックデニムよりも白っぽくなりにくく、独特の色落ちが楽しめます。

 

こちらは私が所有しているファクトタムのブラックデニム。

購入して5年近く経ち、色落ちも進んできました。

コントラストは控えめにしたいので数回着用したら洗濯しています。

 

ファクトタムのブラックデニムは縦糸・横糸ともにブラックのデニム。

綿98%ポリウレタン2%のストレッチデニムながらも着用を重ねることで味が出てきます。

 

少し前の着用画像ですが参考までに。

形はタイトストレート(現在は廃盤)なのですが、ほぼスキニーですね笑

一般的な黒スキニーのように化繊の混紡率が高くストレッチがかなり効いたタイトなボトムスはそれこそタイツに近いので、表情のあるブラックデニムの方が個人的にはイケてると思います。

 

ブラックデニムを選ぶポイント

これまでご紹介してきたデニムはSTABILIZER GNZ を除き縦糸・横糸共にブラックの生地を使用したものです。

縦糸・横糸共にブラックのデニムがオススメな理由としては、

1.裏地まで黒いのでロールアップした際にも目立たない。

着用画像でご紹介したファクトタムの有働氏のように、1ロールで大きく折り返しても縦糸・横糸共にブラックのデニムだと目立ちません。

2.色落ちしにくい

横糸が白のブラックデニムだと比較的早く灰色になる、というか初めから少しグレーがかっています。それが良さでもありますが、白っぽいグレーのデニムはカジュアル感が強く出すぎてしまうので、コーディネートのハードルが上がります。

 

http://www.stylerecipe.fashion/posts/1779745/

こちらの画像だと上のデニムが横糸が白、縦糸が黒。

下のデニムが横糸・縦糸ともに黒色の糸を使用しています。

横糸の色は裏返すと見えるようになるので、どちらかわかりにくい場合はロールアップしてみると良いと思います。

 

以上です。

あまり検証できていませんが、無理やりまとめます。

結論:色落ちしたブラックデニムは大人の男が穿いても格好良い、というか大人な男が穿いてこそ格好良い。

燻し銀的な格好良さのある色落ちしたブラックデニム。

格好良く着こなせる大人になりたいです。

 

ブラックデニムの色落ちに関する記事はこちら

ブラックデニムの色落ち:ファクトタム ストレートデニムの経年変化

経年変化Vol.2:ファクトタム ブラックデニムの色落ち

ブラックデニムの色落ち:リーバイス 501 ブラックデニムの経年変化



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