Radiohead、2027年来日決定。19年ぶりの単独公演と「Creep」をやる可能性を考える

遂に来ましたね〜。

Radioheadの単独来日公演が、2027年6月に決定した。

単独公演としては2008年以来、実に19年ぶり。

日本で演奏すること自体も、2016年のSUMMER SONIC以来となる。

2000年代からRadioheadを聴いてきたが、実はこれまで一度もライブを観たことがない。

音源やライブ映像には何度も触れてきた。

それでも、生のRadioheadが鳴らす音を自分の体で受けた経験はない。

90年代の音楽を今も繰り返し聴いている自分にとって、Radioheadは過去の名盤を懐かしむだけのバンドではない。

『OK Computer』や『KID A』を聴くと、当時の記憶が蘇る。

気づけば自分も40代。

このタイミングで、初めてRadioheadをライブで観られる可能性が出てきた。

長年聴いてきたバンドのライブを、40代になって初めて観る。

今さらのようでもあり、今だからこそ良いような気もする。

と言うわけで今回は、2027年来日公演の概要とチケット、謎に包まれた「ファスト・トラック・ステータス」、予想セットリスト、そして「Creep」を演奏する可能性について考えてみたい。

目次

Radiohead 2027年来日公演の日程

会場は全公演ともGMOアリーナさいたま。

  • 2027年6月8日(火) 開場16:30/開演19:00
  • 2027年6月9日(水) 開場16:30/開演19:00
  • 2027年6月11日(金) 開場16:30/開演19:00
  • 2027年6月12日(土) 開場15:30/開演18:00
  • 2027年6月13日(日) 開場15:30/開演18:00

同じ会場で5公演。

通常の来日ツアーというより、ひとつの場所に滞在しながら日ごとに内容を変えていくレジデンシー公演に近い。

2025年の欧州ツアーも、5都市で各4公演という少し特殊な形で行われていた。

今回も5日間すべて同じセットリストになる可能性は低く、複数公演を観ても楽しめる構成になると思う。

なお、Radiohead公式サイトによると、2027年に予定されているライブはオーストラリアと日本公演のみ。

追加公演も予定されていないとのことなので、今回を逃すと次がいつになるのかは全く分からない。

チケット料金

チケットはすべて抽選受付。

  • アリーナスタンディング:26,000円
  • 「ファスト・トラック・ステータス」パッケージ:59,800円
  • SS指定席:30,000円
  • S指定席:25,000円
  • A指定席:18,000円
  • B指定席:15,000円

今の海外アーティストの来日公演を考えると、SS指定席30,000円は想定内。

とはいえ、59,800円のファスト・トラック・ステータスは、さすがに一度立ち止まって考える金額である。

ファスト・トラック・ステータスとは

日本公演のファスト・トラック・ステータスには、以下の内容が含まれている。

  • SS指定席
  • Stanley DonwoodとDoktor Tchockによる特別グッズ
  • 物販への先行入場

通常のSS指定席が30,000円なので、差額は29,800円。

つまり、この約3万円を「SS席の中でも良い位置になる可能性」「限定グッズ」「物販先行入場」に払えるかどうかという話になる。

公式の説明文には、わざわざ「ビジネスクラスのラウンジはありません」と書かれている(笑)。

高額なVIPパッケージを用意しながら、その仕組み自体を少し皮肉っているような内容で、実にRadioheadらしい。

ただし、日本版は「日本向けに特別仕様で構成」と明記されており、特別グッズの詳細は現時点では発表されていない。

2025年欧州版ファストトラックの内容

2025年の欧州ツアーで購入者が公開した写真や報告を見ると、限定アイテムはおおむね次のような内容だった。

  • 『OKNOTOK』柄のタオル地のようなトートバッグ
  • 精子のような不思議な図柄が入った透明傘
  • 「THIN ICE」と書かれたストレスボール
  • 「MOTIVATIONS」という小冊子
  • ファストトラック用のパス/ストラップ類
2025年欧州ツアーのファスト・トラック・ステータス特典一式
2025年欧州ツアーの特典一式。トートバッグ、傘、ストレスボール、小冊子、パスなどが確認できる。画像引用:Reddit「Merch from the fast track tickets」
別の購入者が公開した2025年欧州版ファスト・トラック特典
別の購入者が公開した2025年欧州版ファスト・トラック特典。トートバッグ、傘、ストレスボール、小冊子などが確認できる。画像引用:Reddit「The gifts included in the “Fast Track” tickets」

高級な革小物や豪華な記念品ではない。

むしろ、妙に実用的な物と、使い道の分からない物が一緒に入っている。

普通のVIPグッズを期待すると肩透かしを食らうが、この意味のなさを含めてStanley Donwoodらしいとも言える。

海外購入者の反応も分かれていた。

前方席や精子傘、トートバッグを含めて「価格に見合った」とする人がいる一方、金額の割にグッズが弱いという声もあった。

個人的には、グッズ単体の原価で考えるパッケージではないと思う。

良い席でRadioheadを観ることと、二度と手に入らないであろう変な物を持ち帰ること。

その体験まで含めて価値を感じられるかどうかである。

まさに、Radioheadだからギリギリ成立する、一癖あるVIPパッケージと言える。

日本版の限定グッズを予想

日本版は特別仕様になるため、欧州版とまったく同じ内容にはならないと思う。

現時点で個人的に予想しているのは、以下のような組み合わせ。

  1. 2027年日本公演のアートワークを使った限定トートバッグ
  2. Stanley DonwoodとDoktor Tchockによる小冊子またはアートプリント
  3. ピンバッジや限定パス
  4. 欧州版のストレスボールに相当する、意味の分からない小物
  5. タオル、手ぬぐい、風呂敷など日本向けの布物

最も可能性が高いのは、持ち帰りやすいトートバッグと紙物だろう。

逆に、欧州版に入っていた傘はサイズが大きく、海外から来る観客も多い日本公演では別の物へ置き換えられる気がする。

ただRadioheadなので、普通に考えて予想できる物だけでは終わらないはず。

ひとつくらいは「これは何に使うんだ」と言いたくなる物を入れてくると期待したい(笑)

クリエイティブマンの会員先行抽選から申し込んだ

今回の申し込みにあたり、クリエイティブマンの会員にも登録した。

一般受付を待つのではなく、会員向けの先行抽選からエントリーした方が勝率が上がると踏んでのことだ。

Radioheadのライブに一度も行ったことのない自分が、ついに会員登録までしてチケットを取りにいったわけである。

19年ぶりの単独公演で、次がいつになるかも分からない。

少しでもチケットを確保する機会を増やせるなら、使える先行は使っておきたかった。

私が申し込んだ座席の希望順位

今回、私が申し込んだ希望順位は以下の通り。

  1. SS指定席
  2. アリーナスタンディング
  3. S指定席
  4. 「ファスト・トラック・ステータス」パッケージ
  5. A指定席

後述するcreepへの淡い期待を込め、最終日である2027年6月13日(日)に申し込みをした。

第一希望はSS指定席。

初めてのRadioheadだからこそ、できればステージをしっかり観たい。

その可能性と、30,000円という価格のバランスを考えると、ここが最も納得できる。

第二希望はアリーナスタンディング。

40代の体力を考えると指定席の方が安心ではあるが、Radioheadの音を全身で受けるなら、やはりアリーナにも惹かれる。

第三希望はS指定席。

SSには届かなくても、落ち着いて全体の演出を観られる席なら十分に満足できると思う。

そして第四希望がファスト・トラック・ステータス。

限定グッズはかなり気になる。

しかし私のような地方からの遠征は、チケット以外に交通費と宿泊費もかかる。

SSとの差額29,800円は大きく、冷静に考えると第一希望には置けなかった。

それでも第四希望に入れている時点で、完全には諦め切れていないのだが(笑)

第五希望はA指定席。

理想はSSかスタンディング。

ただ、19年ぶりの単独公演を会場で観られるなら、まずはチケットを確保することが最優先である。

2025年欧州ツアーからセットリストを予想

2025年の欧州ツアーは全20公演。

その中で演奏された曲は45曲に及び、1公演あたりは約25曲だった。

20公演すべてで演奏されたのは、次の5曲。

  • 2 + 2 = 5
  • Let Down
  • Paranoid Android
  • Weird Fishes/Arpeggi
  • You and Whose Army?

さらに「No Surprises」は19公演、「Idioteque」と「Sit Down. Stand Up.」は18公演で演奏されている。

この8曲は、2027年の日本公演でもかなり高い確率で聴けると思う。

それを踏まえて、1公演分のセットリストをAIの力を全面に借りて予想してみた。

予想セットリスト

  1. Let Down
  2. 2 + 2 = 5
  3. Sit Down. Stand Up.
  4. Planet Telex
  5. Lucky
  6. Ful Stop
  7. Just
  8. No Surprises
  9. Nude
  10. Weird Fishes/Arpeggi
  11. Everything in Its Right Place
  12. 15 Step
  13. The National Anthem
  14. Daydreaming
  15. Bodysnatchers
  16. Idioteque
  17. There There
  18. Jigsaw Falling Into Place

Encore 1

19. Fake Plastic Trees
20. Pyramid Song
21. Paranoid Android
22. How to Disappear Completely

Encore 2

23. You and Whose Army?
24. Street Spirit (Fade Out)
25. Karma Police

かなりベスト盤的な内容ではあるが、2025年の欧州ツアー自体がキャリア全体を横断する構成だった。

新作を引っ提げたツアーではないため、日本公演も特定のアルバムに偏らないセットになる可能性が高い。

もちろん、5公演すべてがこの内容になるわけではない。

「Bloom」「Airbag」「The Bends」「Present Tense」「Reckoner」「Kid A」辺りが日替わりで入れ替わると予想している。

個人的には「Exit Music (For a Film)」と「How to Disappear Completely」を聴きたい。

この2曲のどちらかが演奏されれば、それだけでもかなり満足できると思う。

「Creep」は演奏するのか

そして、多くの人が気になっているであろう「Creep」。

結論から言うと、演奏する可能性はある。

しかし、期待しすぎない方が良い。

2025年の欧州ツアーでは、20公演で45曲を演奏しながら「Creep」は一度もセットリストに入らなかった。

代表曲を避けていたわけではない。

「No Surprises」「Karma Police」「Fake Plastic Trees」「Paranoid Android」といった有名曲は普通に演奏している。

つまり、2025年に関しては「Creep」だけを意識的に外していた可能性がある。

一方で、Radioheadは過去に「Creep」を完全封印していた時期を経て、2016年から2018年のツアーでは再び演奏している。

二度とやらない曲ではない。

今回の日本公演は5日間ある。

日替わりのサプライズを用意するには十分な公演数であり、19年ぶりの単独公演という特別感もある。

Chat GPTの予想ではあるが、確率を付けるなら次のようになった。

  • 5公演のうち、どこか1公演で演奏する確率:25〜35%
  • 特定の1公演で演奏する確率:5〜10%
  • 最終日6月13日に演奏する確率:15〜20%

最もありそうなのは、最終日のアンコール終盤。

「Karma Police」で終わると見せかけて、最後にあのクリーントーンが鳴る。

そんな場面を想像してしまう。

初めて観るライブで「Creep」が聴けたら、もちろん強く記憶に残ると思う。

ただ、Radioheadは「Creep」を演奏しなくても成立するどころか、約25曲のセットを余裕で組めるバンドである。

聴けたら奇跡。

聴けなくても、それが通常運転。

そのくらいの気持ちで待つのが良さそうだ。

まずは抽選結果を待ちたい

単独公演としては19年ぶり。

しかも次の来日がいつになるのかは分からない。

SS指定席でも、スタンディングでも、S指定席でも良い。

正直なところ、最終的にはどこでもいいから会場に入りたいという気持ちが強い。

今回申し込んだ会員先行抽選の結果案内は、2026年10月3日13時以降の予定。

第一希望のSS指定席を引き当てるのか。

それとも、第四希望のファスト・トラック・ステータスが当たり、約6万円の決済通知に少しだけ動揺することになるのか(笑)

当選でも落選でも、結果が出たら改めて記事で報告したいと思う。

長年音源で聴いてきたRadioheadを、初めて生で観られる権利が当たることを願いたい。

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