服好きなら一度は耳にしたことであろう「デッドストック」という言葉。
デッドストックとは日本語で「死に在庫」のこと。
売れ残ってしまったものや、型落ちなどで倉庫に眠ったまま市場に流通しなかったもののことを言います。
型落ちや売れ残りという言葉にあまり良いイメージがありませんが、デッドストックという言葉はヴィンテージ好きからするととても魅力的な響きに変わります。
雑誌PenのYoutubeチャンネルにて始まった光石研の東京古着日和でもデッドストックのアイテムにフィーチャーしていますね。
このキャスティングとクオリティの高さで採算取れるのか若干心配ですが笑、今後の動画も非常に楽しみです。
ヴィンテージミックスなスタイルが再注目され始めている空気感のある昨今、改めてデッドストックの魅力について考えてみます。
目次
デッドストックの魅力について
タイムレスな価値がある
デッドストックは一般的には時代に取り残された物。
そして、古着の魅力でもある色落ちやヤレなどの経年変化はデッドストックにはありません。
それらのバイアスを抜きにしても尚、その服に魅力を感じることができたら、それは自分にとってタイムレスな魅力があるということではないでしょうか。
ブランド物よりもリーズナブルな価格で良質な物を購入できる
特にミリタリーアイテムはプレミアが付かない限り、ハイクオリティな物をリーズナブルな価格で購入することができます。
最近だとフランス軍のモーターサイクルコートや、アメリカ軍のM65フィッシュテールパーカー、ジャングルファティーグなど一部のアイテムは高騰が著しいですね。
それでも基本的にはデッドストックでもブランドが出しているレプリカで買うよりかは安く購入できるので、できればミリタリーアイテムは実物を押さえたいところ。
各ブランドでサンプリングされているM65フィッシュテールパーカーでも探せばフルセットのデッドストックで3〜4万円台で購入できます。
新古品なので古着に抵抗がある人でも取り入れられる
一般的な古着は良くも悪くも前所有者の着用による経年変化が生じていることが通常。
服好きな人でも古着自体に良いイメージを持っていない人も多くいるかと思います。
その点デッドストックは長年倉庫に眠っていた新品なので、普通の人が古着と聞いてイメージする様な「着古された服」とは明確に違います。
私は古着も好きですが、経年変化は自分で出して楽しみたいので、基本的に状態の良いものかデッドストックを中心に探しています。
デッドストックはミリタリーアイテムがおすすめ
トレンド的にもミリタリー再評価の流れになっていますが、やはりミリタリーアイテムのデッドストックが気になります。
ご参考までに私が昨年購入したアイテムを挙げてみます。
・イギリス軍 PCSサーマルスモック
・オランダ軍 リバーシブルジャケット
・オランダ軍 ゴアテックスライナーコート
・イギリス軍 ジョージブーツ
・USAF ヘルメットバッグ
・スウェーデン軍 M55 グランパシャツ
軍人を目指しているかのごとく買いまくってますね笑
個人的にも市場的にも今後はユーロミリタリーの流れが来そう。
ユーロミリタリーはアメリカ軍とはまた違った無骨さと上品さが魅力的です。
物によってはネットの方が安く購入できる
軍物のデッドストックはサイズさえ分かれば、ミリタリー専門のネットショップで購入するのもおすすめです。
私がよく利用しているのはミリタリー百貨シービーズ。
とにかく在庫が充実しているので、古着屋やYoutubeなどで気になったミリタリーアイテムを検索すると大抵見つかります。
レギュラーアイテムなら古着屋やセレクトショップなどの実店舗で買うより安く買えるのも良いですね。
逆にM65やLevel7などのプレミアがついているアイテムは店頭の方が安かったりするので、使い分けするとより良いと思います。
以上です。
古き良き物の経年変化を一から楽しむことができるデッドストックの魅力。
気負わず普段着に合わせて、リアルクローズなヴィンテージミックスを楽しみたいと思います。
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