最近、以前から気になっていたアンダーカバーのライダースを購入したので、これを機に記事を書いてみます。
アンダーカバーとは
アンダーカバーといえば、ブランド創業以来ブレることなく、パンクなモード服を作り続けている稀有なブランド。
オーラリーヤエカコモリに代表されるシンプルで中性的なファッションやバレンシアガやヴェトモンに代表されるラグジュアリーストリートが勢いを増し、そのいずれかに寄せるブランドが多い中(ファッションは流行物なので当然の流れですが)、アンダーカバーは独自の美学で服を作り続けていると感じます。
アンダーカバーについては比較的最近になって注目し始めたのですが、シーズンによってガラッと雰囲気を変えてくることもあり毎回、コレクションやルックが刺激になって面白いです。
創業は1990年なので、ブランドとしてはもう30年近くも続いていることになります。
入れ替わりの激しい日本のファッションブランドの中では最早、老舗と言って良いでしょう。
芸能人やミュージシャンの愛用者が多いことでも有名ですね。
アンダーカバーの定番ライダース
ブランドの歴史が長くなってくると、必然的に代表作や定番品というものが生まれるもので、アンダーカバーにおいてはその一つがライダースです。
パンクなブランドにふさわしい定番品といえますね。
マイナーチェンジを繰り返しながら定番として販売され続けているのはこの2型。
08ライダース

こちらは通称、08ライダースと呼ばれています。由来は発売された年である2008年に因んでいるようです。
個人的にもアンダーカバーといえばまずこのライダースを思い浮かべます。
ルイスレザーの名作、ライトニングをオマージュしたデザインが印象的。
何度も復刻がされていますが、所有者からすると08ライダースのオリジナルは革質が別格とのこと。
私もブランド古着店にてオリジナルを見た事はありますが、重厚感のあるワイルドな革質が印象的でした。
オリジナルの08ライダースは発売から10年経った今でも、古さの割に大きく値崩れすることなく中古市場で取引されています。
ZIPダブルライダース


こちらは通称ジップダブルライダース。
左右対称に配置された二つのジップが印象的。
ジップだけでなくポケットも対象に配置されており、ウエストベルトも排除されているので、デザイン性のあるモデルですがミニマルな印象を与えます。
個人的には08ライダースよりこちらの方が好きですね。
派手になりがちなダブルのライダースなのにミニマルな雰囲気を持った、とても完成されたデザインだと思います。
レディオヘッドのトム・ヨークが愛用していることでも知られています。

どこか無機質な印象を受けるライダースなので、パンクスだけでなくエレクトロニカやアンビエント界隈のミュージシャンや音楽好きにも似合いそう。
私が所有しているアンダーカバーのライダース
今回、私が購入したのは定番品ではなく、2017ssに発売された通称ジップウネリライダース。
ウネリライダースは2017ssのルックを初めて見た時に衝撃を受けたのですが、予算の都合(定価は税込で178,200円なので、私としてはかなり高額な部類)でスルーしていました。
私は基本的にはシンプルな服装が好きなんですけど、枠にはまりすぎた格好も好きでは無いので、時折このようなデザイン性の強いアイテムが欲しくなります。
今回、状態良好かつ半額以下という古着を良いタイミングで見つけることが出来たので、思い立って購入しました。

その名の通りウネリ感のあるフロントジップと、ナポレオンジャケットのように二列に配置されたボタンが特徴的。
後ろ身頃の方が長く設定された着丈もライダースとしては珍しいです。
ボタンに関しては閉めて使用することもできますが、開閉はジップで十分なので、ほぼイミテーションですね。
購入サイズは2。
サイズ1の販売もあったようですが、おそらく直営店限定で流通しているサイズはほとんどが2か3だと思われます。
素材は春物としては厚めのシープスキンなので、中にニットやインナーダウンを着込めば冬でも十分に着用はできそうです。
サイズ感はルックからもわかるように、タイトな作りではないですね。


アノラックonライダースに下半身はハーフパンツ+マウンテンブーツという変態的なコーディネートですが、とても好きなルック。
首元の襟が立っているので、一見するとダブルライダースではなく革ジャケットに見えます。
ただ実際には襟に癖が付いているので、開けて着ても襟は寝てしまいます(笑)
174センチ58kgの私だと、袖丈とアームが結構余ってルックよりもう少し緩めなサイジングになっています。
一般的にライダースはタイト〜ジャストくらいのサイズ感で選ぶのが良しとされていますが、こちらはジャスト〜少し緩めですね。
冬でも着用したいので、中に着込むこともできるこのサイズ感はアリ。
ただこちらのライダース、あまり人気はなかったようで、中古市場に結構な数が流通していて、サイズによってはまだ新品で購入できます(笑)
17ss自体がわりと不評で、アンダーカバーらしい目新しさは無いシーズンと言えるかもしれませんが、個人的にはミリタリー主体の土臭い雰囲気がとても好きです。

フロントジップを開けると、ジップのうねりがより際立つ。

08ライダースと同様、胸元にアンダーカバーのコンセプトである「WE MAKE NOISE NOT CLOTHES(服ではなくノイズを作る)」のプリントが施されている。
様々なディテールが搭載された、デザイン過多とも言えるアンダーカバーのウネリライダース。
古着のチノパンや緩めの501と合わせて私なりのパンクスタイルで着用したいと思います。
Wearing, Listening, Writing
by Mr. Tambourine Man

気づけば40代。
ファッション、音楽、暮らしについて書いています。
古着、革靴、ユーロヴィンテージ、少し古いドメブラ。
流行を追うより、長く付き合えるものが好き。
音楽は洋邦問わず、90年代のシューゲイザーやインディーロックを好みます。
車社会でも無理なく着られる服や、
肩肘張らない大人のスタイルを模索中。
日常に静かに彩りを加えるものを、
楽天ROOMでも紹介しています。





コメント
コメント一覧 (4件)
毎度素晴らしいアイテムを紹介して下さっていてとても楽しく拝見させていただいております。
アンダーカバー、今や日本を代表するブランドの一つですよね。
ところで、ウネリライダースとはこのブログで初めて拝見させていただきました笑
定番のライダースにはない独自の雰囲気が本当にたまらんですねぇ。私もこういうアイテム大好きです。笑
いつも当ブログを読んで頂きありがとうございます!
アンダーカバーは本来マイノリティなパンクカルチャーを大衆向けに昇華させた服作りが本当に上手いですよね。
他ブランドとのコラボも当たっている印象ですし、しばらくは安泰な気がします。
ウネリライダースの賛同者がいてくれて嬉しいです(笑)
普段はあまりデザイン性の強いものは選択しないのですが、ナポレオンジャケットモチーフのアイテムは昔から好きなんですよね。
ライダース自体が私にとっては非日常的なアイテムなので、どうせ着るならパンクスやロッカーのコスプレをする感覚で着飾ってみようかと思っています。
初めまして、アンダーカバーのライダース検索でこの記事を見させて頂きました。同じライダースを購入するのにサイズで悩んでます。
体形がほぼ一緒なので参考に教えて頂ければ幸いです、サイズ2ですと袖丈が長いようですが身幅、肩幅等は下にニットなど着た場合
窮屈でしょうか?
初めまして。
コメントありがとうございます。
ニットはハイゲージ〜ミドルゲージまでのものであれば着膨れすることなく着用できます。
柔らかさのあるシープレザーなので、素材的にも窮屈さは感じにくいかと思います。
ご参考になれば幸いです。