もし日本で一番お洒落だと思う人は誰かと聞かれたら、私は迷わずギタリストのの長岡亮介氏と答えます。
「お洒落な」というとちょっと気張ってしまっている感があるので、正確には「洒脱な」という表現の方がしっくりくるかもしれません。
洒脱をPCの辞書で調べると、
「俗っぽくなく、さっぱりしていること。あかぬけしていること。また、そのさま。」
長岡亮介氏のイメージにぴったりな言葉です。
と言う訳で今回は個人的に日本で最も洒脱な存在である、長岡亮介氏のファッションについて考察してみます。
目次
長岡亮介氏について
長岡亮介氏は建築系の学科で大学へ進学したそうですが、在学中よりギタリストとして椎名林檎&純平兄妹に見出されたこともあり、音楽の道に進んだようです。
東京事変では2代目のギタリストとして抜擢され、浮雲のステージネームでギタリストとして活躍。
名前の由来は椎名林檎曰く長岡亮介氏が「フワフワしているから」だそうです。
東京事変に加入する年に自身のバンドであるPetrolzをスタート(現在も絶賛活動中)。
東京事変解散後は椎名林檎、星野源、大橋トリオなどといった音楽性の高いアーティストのサポートでギターを弾いています。
カントリーを主軸としたトリッキーかつテクニカルなプレイスタイルが特徴的。
ライブで見ても動画で見てもため息が出るほどにギターが上手く、コードワークや音選びのセンスが卓越しています。
この動画は彼を語る上で欠かせません。
原宿キャットストリートでの名曲「雨」の弾き語り。
このパフォーマンスなのに立ち止まって聞いている人が一人もいないというのがまたいい味を出してます。
長岡亮介氏のコーディネート
「洒脱者」長岡亮介氏のコーディネートを集めてみました。
https://sp.houyhnhnm.jp/himercedes/p12.php
自然体なオーバーオールスタイルが素敵。
http://e.usen.com/topics/24301/
ライブでもオーバーオールを着ていることがあります。
大人の男性は避けがちなオーバーオールのような可愛さのあるアイテムでも、長岡氏なら最高に洒落ています。
個人的にもオーバーオールのスタイルは大好きで、丁度良い物を探していたのですが、先日デッドストックでサイズ感の良いオーバーオールを手に入れました。
ファッション指南系の界隈ではあまり評判の良くないオーバーオールですが、当ブログでは大人のオーバーオールスタイルを支持します(笑)
キャップも似合いますね〜
ともすれば子供っぽくなりすぎてしまうコーディネートも、長岡氏がすれば大人の色気すら感じます。
シャツのスタイルも多い。
https://twitter.com/hashtag/長岡亮介のありえないくらいかっこいい画像張って愛好家を殺せ
オープンカラーのものかドレスシャツを着用していることが多いですね。
ボタンダウンシャツはあまり着用しないみたいですね。
http://blinc.co.jp/meganegents/archives/136
このスタイリングで履いている総柄のボトムスはイラストレーター奥原しんことスタイリスト飯嶋久美子が手がけるブランド、CHEESE-mongerの定番柄である顔柄をグラフィックに用いたスウェットパンツ。
長岡亮介氏の愛用アイテム
長岡氏の愛用アイテムを調べてみました。
MAKERSのコードバンVチップローファー
靴はメイカーズのコードバンVチップローファーを愛用しています。私服でメディアに出るときは結構な確率でこの靴を履いています。
こちらは定番商品となってはいますが、コードバンの供給量の少なさ故か、取扱い店舗でも年一回程しか入荷しない様です。
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VネックTシャツ
新潟ペトオーラスがなんとまぁ来週ですってよ奥さん。
長岡愛を語る上で外せない、地獄でなぜ悪いのメイキングを復習して新潟行きます😇😇
この頃の長岡さんの髪型、どちゃくそ好みだぜぇ…
赤のVネックシャツに赤の靴下にドットの靴とか、長岡さんしか似合わないぜぇww pic.twitter.com/LP6SABzLGQ
長岡氏が着ているのはシングル「Idol」のジャケ写が前面にプリントされたアメアパボティのTシャツ。
長岡氏はクルーネックよりVネックが好きとのことで、ペトロールズのバンドTシャツでもVネックの物が多いです。
ペトロールズのバンドTシャツはアメリカンアパレルボディのものを使うことが多く、長岡氏もアメリカンアパレルのVネックTシャツを愛用していると思われます。
Enalloidの眼鏡
エナロイドは岐阜県の恵那眼鏡工業が手がけるブランド。
https://www.houyhnhnm.jp/feature/145195/
エナロイドのディレクター三島 正氏とは浮雲時代から親交があるようで、エナロイドのカタログなどでビジュアルを務めていたこともあります。
長岡亮介氏行きつけ?のショップMilok
先ほど紹介したMAKERSを取り扱っている渋谷・神南にあるMilok(ミロック)というブランドのフラッグショップはおそらく長岡氏行きつけのショップだと思われます。
ミロックは一昔前のドメブラブームを知っている人にとっては少し懐かしい響きのあるブランドですが、今も健在です。
トラッド崩しのリアルクロージングを掲げるブランドで、今では小規模ながら大人の男性が着ることのできる一癖ある良質な服を作っています。
https://www.fashion-press.net/news/gallery/20893/362044
Milokのイベントでモデルを務めたこともあります。
こちらはMilokにて購入したスポルディング製(!)のヴィンテージ眼鏡とのこと。
長岡亮介氏のファッションに総じて言えるのは、ギターのプレイスタイルと同様、圧倒的な遊び心を感じられる所でしょうか。
またブランドやアイテムの枠に囚われず、幅広いジャンルの服を好んでいるのがわかります。
格好付けていない格好良さというか、どんな服・物を身につけていても自然体なんですよね。
決して奇抜な格好をしている訳ではないけれど、どこか一癖あるアイテムを上手く取り入れているのも特徴。
何かのインタビューで人と同じ様な音楽をやりたくないという旨の返答をしていたことがあるので、おそらくファッションに関しても同様の意識があるのではないかと思います。
言うならば、
「俗っぽくなく、さっぱりしていて、あかぬけている男。それが長岡亮介。」
洒脱な男、長岡亮介。
これからも目が離せません。
[…] 存在がお洒落な男:ペトロールズ 長岡亮介氏のファッションを考察 […]