サーキュレーターは空気を循環させることで頭熱足冷を改善し暖房効率を高めたり、夏場に扇風機の代わりにと使用されている方も多いかと思います。
しかし、それ以外にも有効な使い方があります。
実は洗濯物を乾燥させる際に非常に役立つんです。
という訳で今回は私が愛用しているサーキュレーターのご紹介です。
目次
サーキュレーターの特徴
サーキュレーターの最大の特徴は直進性に優れた強力な風を作ることができるという点です。
直進した風は壁によって攪拌されて循環するため、部屋全体に風を行き渡らせることが可能。
暖気は上の方に、冷気は足元に留まる性質があるため、サーキュレーターを使用することで部屋内の温度差を無くし、暖房の設定を必要以上に上げなくても暖かくすることが可能。
冬だけでなく夏は網戸にして窓に向かってサーキュレーターを回すことで空気を循環させて涼しくすることができるようですが、個人的にはこの使い方はあまり効果を感じられません(笑)
http://www.ccp-jp.com/life/honeywell/distinction.html
反対に扇風機の風は初めから拡散されているため、あくまで直接風にあたることが目的として作られた風と言える。
サーキュレーターを駆使すれば乾燥機いらず!?
ボルネードのサーキュレーターの風力は一般的な扇風機と比べ物にならないくらい強力。
部屋干しの際に、洗濯物の下にサーキュレーターを設置しサーキュレーターの頭を真上にしたら、あとは送風をMAXにして数時間回すだけで洗濯物を乾かす時間を大幅に短縮できます。
例えば夜にデニムを洗濯しても、サーキュレーターの真上にデニムを吊るして運転しておけば部屋干しでも朝にはしっかり乾いています。
個人的には浴室乾燥機を使うよりも乾燥時間は早いと感じます(今の家にはないので比較はできませんが)。
電気代も1時間あたり1円前後なので、電気代がかさむ浴室乾燥機と比べてもランニングコストを抑えることができます。
部屋干しだと乾きにくいデニムもサーキュレーターを使用すれば数時間で乾燥することが可能。
また、サーキュレーターは部屋干しが基本となるので、外干しに比べ直射日光による衣服へのダメージを防ぐことができます。
冬季はエアコンと併用して部屋干しすれば外干しよりも早く乾くんじゃないかと思います。
結果、サーキュレーターを使用した部屋干しは洗濯物を優しく・素早く乾かすことができると言えます。
サーキューレーター:その他の具体的な使用例
ロフト部分の熱を逃がす
以前、ロフト付きの物件に住んでいたことがあったのですが、暑い時期にロフトで寝る時にはサーキュレーターを回しておくと天井付近の熱気を追いやってくれるので、割と快適に寝ることができます。
ロフト部分のクーラーの効きも格段に良くなるので、ロフト付き物件に住んでいる方はサーキュレーターが特におすすめです。
部屋の空気を入れ替える
窓を開け、部屋の外にサーキュレーターを向けて回すことで部屋の空気を素早く入れ替えることができます。
扇風機替わりに使う
本来の使い方ではありませんが、直接足元などに向けて使用すれば扇風機の替わりになります。
ボルネードのサーキュレーターは一般的な扇風機よりも遥かに強力な風を作ってくれるので、首振り機能がなくても充分に扇風機の替わりになります。
おすすめのサーキュレーター
私はボルネードのサーキュレーターしか使用したことがないので比較はできませんが、使用感はもちろん、耐久性(初代の物は、ほぼ毎日使用してモーターが壊れるまで約7年持ちました)・信頼性・デザイン性にも満足しています。
ボルネードのサーキュレーターには全て首振り機能は無く(そもそも首振り機能は循環効率を下げ、サーキュレーター本来の目的に相反するので製品としての信頼性に欠ける)、風力調整のみというシンプルな設計。
私が現在使用しているのはこちらのクラシックモデル。
アンティークグリーンの色合いとレトロなデザインが最大の魅力。
材質も通常モデルは樹脂製なのに対して、こちらは金属製なので高級感があります。
電源コードもしっかりとしているので断線の心配もありません。
24畳まで対応なので大きく感じるかもしれませんが、そんなことはなく音も以前使用していた物よりも小さめで、6畳の居間で日常的に使用していても全く気になりません。
一応、同じデザインで〜10畳までの一回り小さいモデルもあるようです。
ワンルームでの使用ならこちらでも充分かもしれませんが、部屋干しに使うことを考えると風力が強力な方が有利なので〜24畳までのモデルをおすすめします。
初めて購入したボルネードのサーキュレーターは、現在廃盤となっている530Jという12畳まで対応の廉価(7000〜8000円位)なモデルでした。
530Jは現在使用している物よりも動作音が大きく、首を真上に向けることができないなど、今使用している物に比べると見劣りしますね。
後継機種はこちらだと思われますが、現在は廉価なモデルでも真上(90度)まで角度を調整することが可能なようです。
サーキュレーターは扇風機と違って一年中使用することができ、費用対効果の高い家電なので、自信を持っておすすめします。
ご参考になれば幸いです。
コメントを残す