2009年に購入してから約10年間使用しているミハラヤスヒロ×JAS MBのボストンバッグ。

実はファスナーがかなりボロボロになってきています。

実用性には支障はあまりないんですが、テープ部分の損傷がかなり激しく見た目にも良くないので、思い切って修理に出すことにしました。

購入当時はヘビロテしていたこともあり、購入して3年程度で部分がテープ部分が破れてきたと記憶しています。

目次

ファスナーのテープ部分が損傷してしまった理由を推測

ririジップが使用されたアイテムをいくつか所有していますが、壊れたことはなかったのでその理由を推測してみます。

・重厚な牛革を使用しておりバッグ自体の重量があり型紙なども入っていないため、安定した場所で開け閉めしないとファスナーの開け閉めでテープ部分に負荷がかかりやすい。

恐らくこれが最大の理由でしょう。

・レザーの引き手を使用してジップを開くことがほとんどだったため、余分な力がテープ部に加わってしまった。

レザーの引き手があると便利なのですが、作用する距離が長くなってしまう分、力が分散されてしまうため確実・丁寧に開けるならスライダーとセットになっている金属の引き手を使用した方が良いです。

これまでファスナーの故障は殆ど経験したことがなく割とラフに使用していたので、この経験を踏まえて今後は気をつけたいと思います。

ファスナーの損傷部位の詳細

引き手やスライダー部分は問題ないのですが、テープがボロボロに。

ファスナーの損傷に目を瞑れば見た目はまだまだ綺麗です。

革のケアは2〜3回しかしていないません。

リバーシブルで使用できるため、全面が開く仕様になっています。

購入の決め手はこの裏地だったのですが、キャンバス側はあまり使用していません。

浸水してしまった際にできたブルーベリーガムのシミが非常に残念。

修理は伊勢丹メンズ館のミハラヤスヒロに

本当は新宿のユニオンワークスに修理依頼する予定だったのですが、リサーチ不足で持って行った日がピンポイントで定休日だったため断念。。。

ミハラヤスヒロは購入後の修理も店舗で受け付けてくれるので、伊勢丹メンズ館のミハラヤスヒロに修理依頼をしました。

ただ、古いモデルかつリバーシブル仕様の特殊なバッグのため修理の可否は分からなく、仮に修理ができてもジップはオリジナルのririジップからYKKジップになってしまうとのこと。

理由としてはリバーシブルのため全面が開く仕様になっていて、使われているジップの長さが1メートル程になるため、ジップの調達困難や技術的な問題があるようです。

ミハラヤスヒロ側で修理工房を探してくれるそうなので一旦預かってもらい、見積もりと修理の可否の連絡待ちとなりました。

修理は可能だが、金額が…

ほどなくして連絡はあったのですが、修理工房を探すのに難航中でもう少し時間がかかるとのこと。。。

2ヶ月程してようやく修理できる工房が見つかったようで、見積もりの連絡がきました。

その金額はリバーシブル仕様でないYKKジップで30000円+TAX。

予想以上に高いですが(自分で探して工房に直接頼んだ方が安いかもしれません)、思い入れもあるバッグなので修理を依頼しました。

同じ値段でリバーシブルタイプも選択できたのですが、スライダーがあまり好みではないため、オリジナルのririジップの雰囲気により近い方を選択。

ちなみにスライダーの種類を選ぶのに、電話口で候補の品番を聞いてググって確認してから再度電話を掛け直すというプロセスを踏みました(笑)

店員さんの立場からしたら割と面倒な依頼だったと思いますが、快く対応して頂き感謝です。

納期は約1ヶ月とのこと。

10月〜11月中には出来上がってくると思うので、修理が完了したら再び記事にしてみたいと思います。

修理完了したので記事を書きました。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください