着用する人のライフスタイルによって様々な表情に色落ち・経年変化していくデニム。

洗濯方法や着用に必要以上に気を使うのは本質的ではないと思うのですが、私がデニムのジーンズを穿く上で気をつけていることが一つあります。

それは、

お気に入りのデニムを穿いて自転車には乗らないこと。

理由は私が自転車通勤で半年ほど着用したデニムの経年変化を見ていただければ理解していただけると思います。

目次

デニムを穿いて自転車に乗っていると色落ちはこうなる

フロントは普通。

お尻が白いですね。誤ってペンキ塗りたてのベンチに座ったわけではありません。

こちらはユニクロのセルビッジジーンズで素材はコットン98%ポリウレタン2%。

購入価格はセールで2000円程だったと思います。

リジッドから4ヶ月ほど穿いて、洗濯回数は1回。

お尻部分の色落ちだけ異常に進んでいます。

まるで猿のお尻のようなコントラストを呈しているので、猿デニムと名付けました。

お尻の部分だけ色落ちが進んだ理由

これは自転車をこぐ際の足の動きとサドル部分との摩擦によって生じてしまったものだと考えられます。

一方ヒゲやハチノスはシワができてきてはいるものの、アタリが出ているとは言い難いです。

自転車って一見デニムの味を出すのに適していそうではあるのですが、椅子などに比べてサドルの形状がどうしても小さくなってしまうので、面ではなく点で体重の負荷と掛かってしまいます。

そして激しく足を動かして自転車をこぐのでそれを支えるお尻の部分に摩擦が生じます。

それに真夏日に自転車に乗るとケツ汗もかきますよね。

インディゴの色落ちは摩擦・負荷+水分によって積極的に進むため、先ほど挙げた画像のようにお尻部分だけ色落ちが進んだ残念なデニムに仕上がってしまったと考えられます。

もう一つ考えられる理由としては、はじめの4ヶ月ほどは糊落としをせずに穿いていたため、摩擦や汗によってお尻部分の糊が早々に剥がれ落ちてしまったという点でしょうか(デニムの色落ちは糊が落ちた部分からの方が進みやすいと言われています)。

最後に

自転車×デニムを否定する内容にはなってしまいましたが、気にせず穿いている方もいらっしゃるかと思いますし、それが日常着の本来あるべき姿だと思います。

ただ、予想出来てはいたものの、自転車に乗る事で猿デニムのような極端な色落ちのデニムが出来上がってしまったので、個人的には自然な経年変化を楽しみたいお気に入りのデニムを穿いて自転車には乗る事はないでしょう。

ちなみに猿デニムは自転車専用ジーンズとして今後も穿き続ける予定です。



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