購入：クロケット&ジョーンズ コードバンのキャベンディッシュ3

革靴好きの憧れの一つとも言えるコードバン。

いつか欲しいと考えている間に各メーカーのえげつない値上がりがあり、私には縁がない存在になってしまったと思っていました。

しかし、昨年、旅行先で立ち寄った広島三越にて気になっていたモデルのマイサイズがセールになっており、試着による履き皺もなく状態良好だったため購入してしまいました。

それがクロケットアンドジョーンズのタッセルローファーである、キャベンディッシュ3。

購入価格はセールで税込123,200円。

12万円というと数年前のコードバンの革靴の定価くらいなので決して安くはないと思いますが、現在の値上げを鑑みるとややお買い得なんじゃないかと思います。

コードバンのキャベンディッシュ3は現在ラインナップされていないようなので現在の定価は不明ですが、おそらく30%OFFくらいでしょう。

海外展開されているキャベンディッシュ2は並行輸入で購入できるので、通年ラインナップされているのかもしれません。

しかし、並行輸入は価格の変動がかなり激しいですね。

昨年のブラックフライデーでは9万円ほどだったのですが、今見るととんでもない価格になっています。

オールデンの革靴も近い将来、国内の定価が20万円を超えると言われていますし、海外メーカーの革靴の高騰ぶりは目を見張るものがあります。

アッパーにはホーウィン社の＃8コードバンが使用されており、コードバンと言えばのバーガンディカラーが魅力的。

英国靴らしい端正な佇まい。

写真を撮り忘れましたが、ソールはレザーソールなのでつま先が削れてきたらスチールを装着予定。

よく見ると右足（写真左側）の方が色が薄いですが、左右で色が違うのはコードバンあるあるなので気にしていません。

勿論、グッドイヤーウェルト製法なのですが、出し縫いの糸が目立たない様に目付けをされています。

スエード素材のキャベンディッシュ3だと普通に出し縫いの糸が確認できたので、若干仕様が異なる模様。

ガタついている気もしますがそこはご愛嬌ですね笑

サイズはUK7（25.5cm）でジャスト。

所有しているジャランスリワヤのウエストン風フレンチローファーと同サイズです。

タッセルローファーといえばオールデンが有名ですが、イギリス貴族の靴に影響されてアメリカで生まれたタッセルローファーがイギリス人にも認められ、イギリスのブランドで製品化されているという背景も面白いかなと。

タッセルローファーはクラシックな革靴としては比較的装飾性が強いので、個人的には太めのスラックスやペインターパンツ、チノパンなどの太めのボトムスと合わせてできるだけ男くさく履きたいと考えています。

履き下ろしをして履き皺が入ったらまた記事にしたいと思います。