今回は個人的なトレンドであるジャンプスーツの着こなしについて考察・ご紹介しよう思います。

近年はデザイナーズブランドでも比較的目にする機会が増えた気がする?ので、一昔前よりはファッション的にも注目されてきている印象はあります。

それでもオーバーオール同様、マイノリティなアイテム(特にメンズにおいては)であることは間違いないでしょう。

 

目次

つなぎ ジャンプスーツ オールインワンはダサいのか

ダサくはありませんが、決してモテ・一般受けするアイテムではないので万人からお洒落に見られたい方には全くおすすめしません。

もっと言うと、もし「つなぎ ダサい」といったワードで検索をかけて当ページにいらっしゃった方がおられるとしたら、その方は「つなぎに興味はあるけど、そのファッション性に関してはまだ自信を持てていないor懐疑的」な部分があるかと思います。

逆説的な様ですが、そういった懸念材料があるうちはつなぎ・ジャンプスーツをファッションとして取り入れない方が良いでしょう。

それでもジャンプスーツに興味があるという奇特な方に向け、当ブログ的つなぎの着こなし方をご紹介します。

 

バンダナ、スカーフ、タイドアップを取り入れる

ワーク・ミリタリー由来のアイテムなので、インナーは白T一枚でシンプルに男くさく着たくなる気持ちも分かりますが、余程色気のある方でない限りは十中八九、ただの作業着に見られてしまうので、小物を取り入れて、普段よりも意識的に着飾るのが肝だと思っています。

 

個人的にはバンダナを首元に巻くことが多いです。

アメリカ軍のジャンプスーツに(コントラクトは今は亡きアメリカンアパレルという珍品笑)スカーフ柄のバンダナを合わせたスタイル。

バンダナといってもよくあるペイズリー柄のものも良いですが、スカーフのような上品な柄のものを選べばよりドレッシーな印象になるのでおすすめです。

バンダナであれば古着屋や各セレクトショップで数百円〜1000円程度で手に入るのも魅力的。

勿論、スカーフでも良いと思いますが、シルクやレーヨン素材の物だと取り扱いに気を使うので、貧乏性な私はイージーケアなコットン素材のものを選択しています。

 

ベルトでウエストに絞りを作りシルエットにメリハリをつける。

物によってはアイテム単体できるとぬーぼーの様なのっぺりとしたシルエット(それも魅力ではありますが)になってしまうので、ウエストにベルトを巻くことでシルエットにメリハリをつけることができます。

 

アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen) 2023-24年秋冬メンズコレクション - 写真18

https://www.fashion-press.net/collections/gallery/99269/1672130

2023AWマックイーンのルックより。

参考画像のジャンプスーツはハイブラだけに形が綺麗過ぎるので、あまり参考にならないかもしれません笑

ウエストにポイントを作る目的であればベルトループがない物でも問題ありません。

むしろウエストより高い位置にベルトを巻くことで、脚長効果も期待できそうですね。

 

アウターを羽織る

ジャンプスーツの生地感にもよりますが、厚地のものでなければ上にアウターを羽織ることでも面白い着こなしができます。

 

N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD) 2013-14年秋冬メンズコレクション - 写真6

https://www.fashion-press.net/collections/gallery/6161/106444

nハリ2013AWは女性飛行士アメリア・イアハートをコレクションテーマに据えた、今見ても好きなコレクション。

ジャンプスーツを軸にしたクラシカルでどこか可愛らしさのあるルックが最高。

このルックのようにチェスターコートだけでなくライダース、ステンカラーコート、ピーコートなど何でも良いので着膨れしないサイズ感のものであれば意外とハマると思っています。

個人的にはタイト過ぎないサイズ感のライダースを合わせることが多いです。

 

先程のアメアパのジャンプスーツにライダースを合わせたスタイル。

ここではガラスレザーのポストマンシューズを合わせていますが、足元はできれば表革よりもスエードなどにして質感を変えた方がこなれた感じになるかもしれないですね。

着ているライダースは数年前までファクトタムの定番だったセミダブルのライダース。

ファクトタムのライダースはシーズン・素材違いでSサイズも持っていますが、厚着すると少し着膨れするため、この着方であればワンサイズアップのMサイズでジャストです。

 

古着で購入した何の変哲もないシアーズのオールインワンもライダース+ローファーに合わせれば、割と良いバランスになると思っています。

これにリュックでも背負えば、どことなくナイジェルケーボン氏の様なお茶目なスタイルになるかなと。

 

今回はジャンプスーツの着こなしをご紹介しました。

オーバーオールと共に、ほぼ間違いなくファッション的には今後もマイノリティな存在であろうジャンプスーツ。

私は大好きなアイテムなので、今後も当ブログを通して密かに啓蒙していきたいと思います。



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