遅ればせながら2018年初の投稿となりました。

今年もマイペースに更新していきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

今回は私が愛用しているレッドウィングのポストマンシューズについて、丸3年間使用した経年変化と併せてご紹介させていただきます。

 

目次

ポストマンシューズについて

その名の通り、アメリカの郵便配達員向けに作られたワークシューズで、ヒールのないラバーソールに外羽根のプレーンなフォルムが特徴的。

ヒールがない理由としては、アメリカの住宅には芝生があることが多く、踏み入れた際にかかる圧力を分散させて芝生を守るため、あえてヒールを設けずソールをフラットに設計しているようです。

レッドウィングのポストマンにはサイドにSR/USAと記されたタブが付いていて、これはアメリカ合衆国郵便公社が設けた安全基準をクリアした靴にのみ付けることができる意味のあるものです。

当時の配達員はこのタブがついている靴の着用が義務付けられていたようです。

こういう薀蓄ってお洒落とは全く関係ないですけど、男心をくすぐりますね(笑)

レッドウィングのポストマンシューズ は1960〜70年代くらいに人気を誇ったようですが、その後廃盤(2000年代前半頃だと思われる)になり、2010年代になって復刻したという歴史があります。

ちなみにレッドウイング以外だとWORK AMERICAというメーカーもポストマンシューズ を作っていたようです。

最近は比較的多くのブランドからポストマンシューズが販売されているんですけど、私がポストマンの存在を知った当初はダナーのポストマンか、レッドウィングの下請けだったコーヴシューカンパニーというメーカーが独自に復刻したポストマンシューズくらいしか選択肢がなかったように思います。

 

ポストマンシューズのコーディネートについて

ポストマンは丸みを帯びていて程良いボリューム感が魅力的な靴。

基本的にはほとんどのパンツに合うと思いますが、少し前まで主流だったタイトで股上が浅く股下が長い形のパンツ(スリム・タイトストレートのような形)だと靴の野暮ったさが浮いてしまって合わせづらいと個人的には思います。

そういう時はブラック系の靴下を履いてロープアップすると靴とボトムスの間に境界線ができてしっくりきますね。

逆に、今流行のワイドやテーパードといった形のボトムスにはとても良く合う靴だと思います。

スーツに合わせた時は若干野暮ったくなりますが、雨で革底の靴を履きたくない時などは良い選択肢だと思います。

個人的に思うポストマンシューズ の最大の魅力は、革靴なのにキメ過ぎている感が出ない所です。

 

RRLのストレートデニムと合わせてみました。

ワークシューズだけあって、太めのジーンズやカバーオールなどのワークアイテムとの相性は抜群。

 

レッドウィング ポストマンの経年変化

購入は2014年の秋。

履き始めて今年で4年目になります。

履き心地もよく、ボトムスを選ばず合わせやすいので猛暑日以外は天候・季節を問わず活躍してくれます。

ラバーソールですしワークシューズだけあってタフなので、気にせずガンガン履けるのが本当に良いですね。

その分、メンテナンスはしっかりと行う必要はありますが。

素材はシャパレルレザー。復刻時はガラスレザーのものでしたが、現在はガラス加工のされていないマットな質感の牛革に変更されています。

実は以前、ガラスレザーのチャッカブーツのポストマンも所持していたのですが、皺の入り方があまり好きになれなかったのと、合わせるボトムスを選ぶ(特にタイトなパンツだと裾の溜まりが綺麗に出にくい)ので手放してしまいました。

個人的にはケアのし甲斐がある現在の革のほうが好きです。

普段の手入れとして、履いた後のブラッシングはなるべく行うようにしています。

クリームを使ったメンテナンスは2ヶ月に一回程。艶が無くなってきたと感じた時に行なっています。

皺の入り方は可もなく不可もなくといったところ。

 

左足の皺が細かく入ってしまったのが少し気になります。一応、ボールペンを使って皺入れをしたのですが、成功したかどうかは分かりません(笑)。

元々マットな質感だったのですが、ケアをしていくにつれ光沢が増してきています(鏡面仕上げをしているからでしょうが)。

マットな質感が好きな方はデリケートクリームなど、光沢の出ないタイプのシュークリームでケアをすれば問題ないと思います。



ポストマンのメンテナンス方法

参考までに私のケア方法を簡単にご紹介します。

まず馬毛のブラシで表面の汚れを落とし、次にモゥブレィのステインリムーバーで古くなったクリームなどの汚れを除去。

そしてモゥブレィシュークリームジャーのブラックを全体に塗った後、数分置いて乾拭きし、最後にkiwiのシューポリッシュで水を加えつつ鏡面仕上げを行っています。

 

保管の際は無印良品のシューキーパーを入れています。無印良品のシューキーパーは比較的リーズナブル(税込2490円)で入手もしやすいので重宝しています。

 

ブラックのシュークリームを使用しているため、SR/USAタブも黒く染まっています。

初めはタブを避けてクリームを塗るようにしていましたが、染まったタブもイケてるんじゃないかと思うようになり、今では気にせず塗りまくってます。

 

レッドウィング ポストマン のサイズ感

私はコンバースのオールスターで27cmがジャストですが(オールスターに関してはデカばき派なので、実際には28cmで履きます)、ポストマンは8h(26.5cm)でジャストサイズです。私が所有しているYUKETENのプレートゥ(サイズ8h)やvisvimvirgil(サイズ9)に比べると若干、甲のホールド感は弱いですが紐で調整すれば問題ありません。

今後も定期的に経年変化を記事にしていきたいと思います。

 

ポストマンシューズに関する記事はこちら

レッドウィング ポストマンシューズ 5年目の経年変化

レッドウィングのソール交換:ポストマンシューズのオールソール完了

レッドウィング ポストマンシューズ 6年目の経年変化



2 件のコメント

  • 自分も同じく101を愛用しているのでとても参考になりました!
    これからの投稿も楽しみにしております。

    • ありがとうございます。ポストマンは質実剛健で良い靴ですよね。
      今後も経過をあげたいと思いますので、よろしくお願いします。

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