ボーナスシーズンということもあり、ここ最近物欲が旺盛です(笑)

先日、突然ブラックのローファーが欲しくなり、新宿の伊勢丹メンズ館にてジャランスリワヤのコインローファーを購入しました。

伊勢丹メンズ館B1Fは日本有数の品揃えを誇るだけあり、見るだけでも楽しめます。

革靴が欲しいけど、ブランドや形が決まっていないという場合は第一選択で伊勢丹メンズ館へ行ってみることをおすすめします。

ただ今回はおおよそジャランのローファーにしようとの目星は付けていたので、他ブランドのローファーは見るだけで済ませました。

私自身が試着の履き皺があるものを購入するのは嫌なので(中古なら割り切って許せるんですけどね)、試着に気を使ってしまうんですよね。

ジャランスリワヤは公式サイトでも購入することが可能なんですけど革靴、特にローファーは試着必須なので履いたことのないモデルは実店舗へ行ってみる以外の選択肢はありません。

目次

ジャランスリワヤのサイズ感

地下一階の紳士靴売り場へ行き、まずはUK7hを試着。適度な締め付けでストレスなく履けるサイズ感。

紐で締める革靴ならジャストサイズと言えますが、本革でグッドイヤーウェルトのローファーだと馴染んだ時に確実に緩くなります。

という訳でUK7(25.5cm)を試着。

UK7になると締め付けがきつく感じられ、シューホーンが無いと履き口を傷めずに履くのはまず無理です。

これから履き込んでいってからの馴染み具合にもよりますが、これくらいタイトな着用感の方がローファーのサイズ感は正解だと思いUK7を購入しました。

参考までに私はコンバースやVANSなどのスニーカーで27.0cm、レッドウイングなどの革靴で基本的にUS 8h(26.5cm)がジャストなので、革靴サイズからさらに1cm小さめを選択したことになります。

ローファーは馴染んだ時とフィット感が大きく変わってくるため、基本的に通常の革靴サイズよりも小さめを選択した方が良いです。

また足の形によってもフィット感も違ってくるので、やはり革靴、特にローファー購入の際は試着必須ですね。

ブランドによってワイズや靴の木型も違うので、ジャストフィットのローファーを見つけるのはかなり難しいと思われます。

J.M. Westonだと幅広くワイズの選択が可能なので、そのあたりはさすがフレンチトラッドシューズの雄といった所。

 

ジャランスリワヤについて

ジャランスリワヤといえば、数年前から見聞きすることが多くなったインドネシアのファクトリーブランド。

ブランド創設は2003年のようです。

初めはファッション誌でも取り挙げられてなかったのか、2000年代当時の自分は全く知らなかったですね。

ジャランスリワヤ は元々ミリタリーシューズなどを作っていた工場だったようですが、工場創業者の2代目であるブランド創設者が靴の聖地であるイギリス・ノーザンプトンで修行を積み、その技術を自国へと持ち帰ったようです。

本格的なグッドイヤーウェルト製法を採用しつつも、価格は3万円代とインドネシアの人件費の安さを利用したコスパが良さが特徴です。

 

ジャランスリワヤのクオリティについて

コスパが良いとはいえ、細かいところを見るとアッパーに小傷があったり、コバを着色する際の染料がアッパーにもはみ出して塗られていたり、細かい作りはやや雑な印象を受けたので、予算を5〜6万円程度まで出せるならBARKERやチーニーのローファーの方が作りは断然良いと思います(これらはイギリス靴なので単純に比較できませんが)。

ただ革質に関して見た印象としては他のブランドと比較しても遜色無いレベルだと感じました。

あとは履き込んでいってどう経年変化するかですね。

それにアメリカンローファーやイギリスのローファーは結構選択肢としてあるんですけど、フレンチローファーとなるとJ.M. Weston以外の選択肢が意外と無いんですよね。

また、3万円代で買えるグッドイヤーウェルトの革靴というのは案外少ないので、「本格的な靴は欲しいけど、予算は5万円以上出せない」といったニッチな需要をついた商品とも言えるのかもしれません。

それでは実際に購入したモデルの写真を貼っていきます。

ウ◯ストン風のデザインを採用しているだけあり、上品な印象。

インソールはクッション性が結構あります。

オリジナルのレザーソール。

リペア屋さんのブログ情報だと、ジャランのレザーソールは比較的すぐに削れて消耗しやすいみたいです。

見た目的にはビンテージスチールをつけたい所ですが、ちょっとした雨の日くらいには気軽に履きたいのでラバーにするか検討中。

どちらにするかは少し履いてみてから悩むことにます。

 

追記:ハーフラバーを貼りました

レザーソールのままだとやはり先端がゴリゴリ削れました。

削れたレザーがつま先についたゴミのように見えてしまい、見た目にも良くないのでレザーソールの靴は早い段階でスチールを付けるかハーフラバーを貼った方がおすすめです。

今回はVibramのラバーを貼りました。

新宿のミスターミニットメトロ食堂街店にて。料金は税込3700円程

削れていたつま先の仕上げも目立たなくしてくれています

4・5回ほど履いてようやく靴擦れもなくなってきました。

ラバーをつけるとやはりグリップ感は上昇しますね。

代償として、レザーソールの利点である通気性は若干落ちますが、正直分かりません笑

これから履き込んで良い感じに経年変化させていきたいと思います。

 

ジャランスリワヤのローファーに関する記事はこちら

ジャランスリワヤのローファー 10ヶ月の経年変化とレビュー

ジャランスリワヤのローファー 3年目の経年変化



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